2016年に読んだSF・ファンタジー・ホラー

読了順。敬称略。

  1. 『量子怪盗』ハンヌ・ライアニエミ(2回目)
  2. 『第四間氷期』安部公房
  3. 『カハタレ』ヨモツヘグイニナ
  4. 『叛逆航路』アン・レッキー 赤尾秀子:訳
  5. 『およね平吉時穴道行』半村良
  6. 『星の塔』高橋克彦
  7. 『世界怪談名作集14 ラザルス』レオニード・ニコラーエヴィチ アンドレーエフ 岡本綺堂:訳
  8. 『ランドスケープと夏の定理』高島雄哉
  9. 『波の手紙が響くとき』オキシタケヒコ
  10. 『クロニスタ 戦争人類学者』柴田勝家
  11. 『ユートロニカのこちら側』小川哲
  12. 『ミニスカ宇宙海賊 #02』笹本祐一(3回目)
  13. 『しあわせの理由』グレッグ・イーガン 山岸真:編・訳
  14. 『うさぎの結び目』高島雄哉
  15. 『ディスクロニアの鳩時計 午前の部』海猫沢めろん
  16. 『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル 山形浩生:訳(2回目)
  17. 『海の仙人』絲山秋子(2回目)
  18. 『春を負う』斧田小夜
  19. 『世界の涯ての夏』つかいまこと
  20. 『彼の歌の示す処』アン・レッキー はるこん翻訳班:訳
  21. 『ミニスカ宇宙海賊 #03』笹本祐一(2回目)
  22. 『神は全てをお見通しである』ピーター・ワッツ はるこん翻訳班:訳
  23. 『UN-GO 因果論』會川昇
  24. 『筺底のエルピス2 ー夏の終わりー』オキシタケヒコ
  25. 『ミニスカ宇宙海賊 #04』笹本祐一(2回目)
  26. 『出没地帯』川奈まり子
  27. 『ミニスカ宇宙海賊 #05』笹本祐一(2回目)
  28. 『理想刑』兵頭浩佑
  29. 『筺底のエルピス #3』オキシタケヒコ
  30. 『筺底のエルピス #4 —廃棄未来—』オキシタケヒコ
  31. 『ミニスカ宇宙海賊 #06』笹本祐一(2回目)
  32. 『鴉龍天晴』神々廻楽市
  33. 『オービタル・クラウド』藤井太洋
  34. 『エクソダス症候群』宮内悠介
  35. 『新生』瀬名秀明
  36. 『小遊星物語』パウル・シェーアバルト
  37. 『混物語 りすかブラッド』西尾維新
  38. 『ミニスカ宇宙海賊 #07』笹本祐一(2回目)
  39. 『ミニスカ宇宙海賊 #08』笹本祐一(2回目)
  40. 『ミニスカ宇宙海賊 #09』笹本祐一(2回目)
  41. 『ミニスカ宇宙海賊 #10』笹本祐一(2回目)
  42. 『ミニスカ宇宙海賊 #11』笹本祐一(2回目)
  43. 『ランドスケープと夏の定理』高島雄哉 (2回目)
  44. 『ミニスカ宇宙海賊 #12』笹本祐一(2回目)
  45. 『銀河鉄道の夜』宮沢賢治
  46. 『よだかの星』宮沢賢治
  47. 『神狩り』山田正紀
  48. 『翼のジェニー ウイルヘルム初期傑作選』ケイト・ウイルヘルム 訳:伊東麻紀、尾之上浩司、佐藤正明、増田まもる、安田均
  49. 『WORLD END ECONOMiCA Ⅰ』支倉凍砂
  50. 『WORLD END ECONOMiCA Ⅱ』支倉凍砂
  51. 『WORLD END ECONOMiCA Ⅲ』支倉凍砂
  52. 『スペース金融道』宮内悠介
  53. 『最後にして最初のアイドル』草野原々
  54. 『都市と星(新訳版)』アーサー・C・クラーク 訳:酒井昭伸
  55. 『君の名は。 Another Side:Earthbound』加納新太
  56. 『自生の夢』飛浩隆
  57. 『放課後地球防衛軍 1 なぞの転校生』笹本祐一
  58. 『ヒュレーの海』黒石迩守
  59. 『いなくなった私へ』辻堂ゆめ
  60. 『チヨ子』宮部みゆき

 

2015年に読んだSF・ファンタジー

2014年に読んだSF・ファンタジー

ゼーガペインをSFから読み解く—第56回日本SF大会ドンブラコンLL presents(終了しました)

本イベントは終了しました。

下記イベントはおかげさまで盛況のなか無事終了いたしました。
ご出演、ご協力いただいた全ての皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!

イベントやります!

2006年に放送され、多くのファンを熱狂させたアニメ『ゼーガペイン』

テレビ放送から10周年を迎え、さらに『ゼーガペインADP』イベント上映が行われるなか、「ゼーガペインをSFから読み解く」と題して、小浜徹也(東京創元社)、井手聡司(早川書房)の編集者ふたりが、ゼーガペインを熱く語ります!!

『ゼーガペインADP』からハタイケヒロユキ氏(デザインディレクター)、高島雄哉氏(SF考証)の出演が決定しました!
さらに文筆家の海猫沢めろん氏も出演決定!!

チケットは→http://genron-cafe.jp/event/20161025/

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【イベントニュース】「創作・人工知能・SF―なぜ「書けないのではない、書かないだけだ」になるのかー」

作家の高島雄哉さん(第5回創元SF短編賞受賞)出演のイベント
「創作・人工知能・SF―なぜ「書けないのではない、書かないだけだ」になるのかー」
が本日(2016/9/30)、都内の東京芸術学舎外苑キャンパス204教室(東京都港区北青山1-7-15)にて開催されます!
参加費は無料です。

『エンタングル:ガール 舞浜南高校映画研究部』第1回も公開されてます!

日本SF大会ドンブラコンLL会議

2016/10/1(土)に、僕もスタッフをしている第56回日本SF大会「ドンブラコンLL」のスタッフ会議があります。
どなたでも参加できますので、興味のある方は覗いてみてください。
スタッフになることを強要されたりはしませんので、ご安心を。
詳しくは → http://www.donbura.com/sf56/ja/

『理想刑』感想

先日(2016/8/13)のコミックマーケットにて、著者の兵頭浩佑さんからご恵贈いただいたSF小説『理想刑』

まず目に付くのは、いきなり内容の話でなくてすみませんが、その版面です。
最初は、行頭の一字下げをしないのかと思いましたが、各章の頭だけ一字下げになっています。
そして、やけに広い字間。
ふつうなら、これは読みづらいので字間詰めた方がと思うのですが、行頭の一字下げに法則性があるので、これも何かの意図があるのだとろうかと思いながら読み進めました。
先に言うと、意図やしかけは、あったとしても(たぶんあると思うのですが)僕にはわからなかったのですが。

物語は、とある研究所のコモン・ルームにいたG教授のもとに、青年が訪ねてきます。
彼は、G教授が世界に対してある罪を犯したと言い、それを償わなければならないと言います。
冒頭からしばらくは会話劇のように進んでいきますが、やがてG教授の受けるべき罰が示されます。
このあたりまでは、知らない言葉がたくさん出てきて、検索しながら読んでいました。
かといって、難しすぎてわからなかったりすることもなく、むしろ非常に読みやすい文章と構成で、どんどん読み進んでいきます。

やがて、G教授が慕う唯一といっていい存在であるE教授が登場します。ここから、全体の様相が少しだけスライドしたように、僕は感じました。
ていうか最後の方、それもこれもそうだったのかG教授(笑) みたいな部分もあったり。

静かなようでいて罰の描写ではスケール感もあり、なんといっても読み味がとても良い小説で、僕はとても好きです。

『うさぎの結び目』

2016/5/1の第22回文学フリマ東京で購入した、高島雄哉さんの『うさぎの結び目』は、第5回創元SF短編賞受賞の『ランドスケープと夏の定理』のスピンオフ作品。
テアとネルスの子供時代の冒険が描かれます。

テアは、のちのマッド入っている天才科学者ぶりを彷彿とさせながらも、子供らしく、というより、あろうとしているように見えるところが逆に子供らしい感じにも見えますが、さらにそこから垣間見える子供らしさが微笑ましいです。
ネルスは……君はそのまま大人になったんだね。

あと、ラストで現在に繋がる流れもとても余韻があってよかったです。

そしてmeta-aさんのイラストが、とても可愛らしくていいです。
イラストは表紙だけでなく、本文にもたくさん載っています。
ポストカードもいただいてしまいほくほくです。