2019年1月25日に渋谷で開催された
「シド・ミード展開催記念トークイベント Syd Mead未来会議 Vol.02」
を観覧してきました。

出演は、
石井大輔氏(チーフアートディレクター/ソニー クリエイティブセンター)
開田裕治氏(イラストレーター、怪獣絵師)
百瀬季之氏(シニアシネマティックアーティスト/Luminous Productions)
森田繁氏(脚本家、SF設定/スタジオぬえ)
植田益朗氏(プロデューサー/スカイフォール)
でした。

僕自身は、やはりブレードランナーで知って、その後しばらく意識にはありませんでしたが『∀ガンダム』のデザインで再び耳にし、それからさらに年月が過ぎて『ブレードランナー 2049』で三度……そして今回、という、うすーい感じで申し訳ないくらいなのですが、今回、色々とお話を聞けて面白かったです。

特に、『∀ガンダム』の時にはすでに大物になっていたミード氏は何を出してもいいですねしか言われなくなっていて、注文やダメ出しをしてくる『∀ガンダム』の若手スタッフをたいへん気に入っていたとのこと。
来日しても、定宿の今は無き赤坂プリンスにこもって、ずっと絵を描いていたことなど、人柄を伺えるエピソードも興味深かったです。

そして氏の絵には必ず人が描かれているということで、その世界と人がどうかかわるのかというところが描かれているのだと。

会期までにまだ数回、この「未来会議」は開催されるということで、できるだけ観覧したいと思っています。