屍者の帝国
映画の日(2015/12/1)のアニメ3連続鑑賞
その1『屍者の帝国』
19世紀末、フランケンシュタイン博士が死者を蘇らせる技術を確立して約100年後。
蘇った死者は「屍者」と呼ばれ、多くが労働者として使役されている世界。
人は死ぬ時に約21グラム軽くなる。それが魂の重さと言われている。しかし「屍者」には魂がなく言葉も発さない。なので魂はないと考えられている。
シャーロック・ホームズと出会う前の若き日のワトソンは、屍者の研究をしていた友人フライデーが死ぬと、彼の遺言に従ってフライデーを屍者として蘇らせた。
しかしそれは違法であり、当局の知るところとなる。
ワトソンは投獄を免れるかわりに、ある依頼をもちかけられ——。
歴史上の人物から当時を舞台にしたフィクションの登場人物まで、多彩なキャラクターが配されていて華やか。
全体に暗い感じのトーンの色彩は凄く良かった。特に夜は、当時は実際に夜は街中といえどもかなり暗かったはずなので、そのあたりの表現のされかたが良いなと。
原作がけっこう長いせいかドラマは駆け足感あったけど、改変されたらしいラストはいい感じで良かった。
ただ原作を読み返す時間がなく、後半をほぼ忘れてたのが悔やまれる。
あと、ふんどしは下着だと思う(笑)
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