新景カサネガフチ上映会と佐々木友輔監督×増田まもる氏対談

第53回日本SF大会「なつこん」では、佐々木友輔監督の2010年作品「新景カサネガフチ」の上映を行います。
さらに上映後には、佐々木監督と、英米文学と科学書の翻訳家である増田まもる氏との対談も行われる予定です。

会場は「つくば国際会議場」内102号室
7月20日(日)12:30より、予告編の上映に引き続き開始予定です。

こちらは無料開放エリアとなっております。
どなたでもご覧になれますので、皆さま是非ご覧下さい!

また、会場内のディーラーズルーム(こちらも無料開放エリアです)の書店にて、佐々木監督著、監修の『floating view 郊外からうまれるアート』も販売予定です!

佐々木友輔 Yusuke Sasaki
1985年神戸生まれの映像作家・企画者。

映画制作を中心に、展覧会企画や執筆など様々な領域を横断して活動している。イメージフォーラム・フェスティバル2003一般公募部門大賞。主な上映に「夢ばかり、眠りはない」UPLINK FACTORY、「新景カサネガフチ」イメージフォーラム・シネマテーク、「アトモスフィア」新宿眼科画廊、「土瀝青 asphalt」KINEATTIC、主な著作に『floating view “郊外”からうまれるアート』(編著、トポフィル)がある。現在、neoneo webにて「Camera-Eye Myth/郊外映画の風景論」と題した動画&テキストを連載中(http://webneo.org/archives/20386)。
Web http://qspds996.com/sasakiyusuke/
Blog http://qspds996.hatenablog.jp/

増田まもる Mamoru Masuda
翻訳家。1949 年宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科中退。主な訳書、

バラード『夢幻会社』『楽園への疾走』『千年紀の民』、マコーマック『パラダイス・モーテル』『隠し部屋を査察して』『ミステリウム』、マーティン『フィーヴァー・ドリーム』(以上、東京創元社)、バンクス『フィアサム・エンジン』、テッパー『女の国の門』(以上、早川書房)、コールダー『デッド・ガールズ』『デッド・ボーイズ』(以上、トレヴィル)、カミンズ『もしも月がなかったら』『もしも月が2つあったなら』(東京書籍)ほか多数。日本SF作家クラブ第20代事務局長。

『新景カサネガフチ』

メディア:DV/制作年:2010年/時間:67分
制作:佐々木友輔/朗読:菊地裕貴/出演:石塚つばさ/音楽:田中文久/ロゴデザイン:藤本涼

2011 年、関東鉄道常総線に新しい駅ができて、その土地の名前も「ゆめみ野」に変わった。ゆめみ野の誕生と時を同じくして結婚し、街のめまぐるしい変化に寄り 添って暮らしてきた一組の夫婦は、ある出来事をきっかけにして、街の歴史と夫婦の時間を、交差させ、かさね合わせるようにしながら追憶していく。そこに浮 かび上がってくるのは、いつか夢に見た景色——累(かさね)伝説発祥の地、累ヶ淵。『夢ばかり、眠りはない』に続く、「風景」映画最新作。

『新景カサネガフチ』予告編(K)

『新景カサネガフチ』予告編(N)

 

菊地裕貴 Yuki Kikuchi
1989年生まれ、福島県郡山市出身。

文字を声に、声を文字に、といった言葉による表現活動をおこなう。おもに朗読、ストーリーテリング中心のパフォーマンスを媒体とする。メッセージの読解に重きを置き、言葉を用いたアウトプットの繊細さを追究。故郷福島県の方言を取りあげた作品も多く発表。おもな作品に「うがい朗読」「福島さすけねProject」「あどけない話、たくさんの智恵子たちへ」がある。
Web http://www.yukikikuchi.com/

 

田中文久 Fumihisa Tanaka
作曲家・サウンドアーティスト。1986生まれ、長野県出身。

音楽に関する様々な技術やテクノロジーを駆使し、楽曲制作だけでなく空間へのアプローチや研究用途等、音楽の新しい在り方を模索・提示するなどしている。主な作品に、『GYRE 3rd anniversary 』『スカイプラネタリウム ~一千光年の宇宙の旅~』『スカイプラネタリウムⅡ ~星に、願いを~』CDブック『みみなぞ』など。また、初期作品及び一部の短編を除くほぼ全ての佐々木友輔監督作品で音楽と主題歌の作曲を担当している。
Web http://www.fumihisatanaka.net/

 

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