初読は人生
僕がネタバレを嫌うのは、小説でも映像作品でもマンガでも、初めて触れるときは人生のようなものだと思っているから。
結末が分かっていたら面白くないです。
それが全てという訳では無いですが、説明しようとするとそれが近い感じかなと思います。
人生も創作物も先が見えている方が良いという方、人生と創作物は別だし気にしないという方のことは全く否定していません。
僕は、という個人的な話ですから、ネタバレなんて気にしない、ネタバレしても楽しめるよとどれだけ説かれても考えを変えるつもりは皆無です。
あなたと私は違いますねで終了です。
気に入った作品を何回も読んだり観たりするのは、過去のアルバムを開いて思い出に触れる感覚です。
落語や歌舞伎は話が分かっていても面白いのはライブで毎回違うので。そういったものの録画などを繰り返し見るのもアルバムです。
上記は絶対ではないですし、人に強制もしないし、そうあるべきとも思いません。
ただ僕は概ねそんな感じだというだけです。
例外なんていくらでもありますが、それについて何か言われても受け付けません。
人の心はゼロイチではないので。
ところで、大長編SFの一冊目を読んだところで重大なネタバレをくらい、その作品はアニメも大量にあるものの、以来気が削がれ二冊目以降もアニメも触れてなかったんですが、そのネタバレは最終局面でなく、それで物語が終わる訳ではなさそうというネタバレを薄ら受けたのでやっぱり読もうかな。
上記に追記 2020/12/28
と思っていたところ、さらなる重大なネタバレを本日くらい、ますます読む気が失せてしまった。
このあと読むなら、もはや基礎教養として、教科書を読むつもりで臨むしか無いですね。
というか小説として楽しむのはすでに不可能なので、どこかで全編ネタバレの粗筋を探して、それを読んでアニメを観るのがいいかも。
そんな感じです。
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